以前はやたら弱かった賃貸人の立場、住宅供給過剰で改善へ

ひと昔前の賃貸人はたいへんだった

ひと昔まで、賃貸人の立場は概して弱かったと言えます。法律では賃貸人の権利は手厚く保護されてはいたみたいですけど、そのとおり運用されていたかというと、そうでない例が多かったですよ。結局は現場の力関係で決まるというか。当時は売り手市場だったんです。例えば公団住宅(現在のUR)の賃貸には希望者が殺到し、抽選のはがきを何回も出して、その落選はがきが20枚たまったら少し優遇されて当選しやすくなる、なんて時代でしたから。

空き家が増え、賃貸人は大事にされ始めた

現在は人口減少で空き家が増えて、賃貸物件は選び放題、という状況になり始めています。家賃もリーズナブルになり、礼金や契約更新料も見直されつつあります。だんだん買い手市場になってきたんですね。喜ばしいことです。バブルの頃なんて、比較的新しいアパートでも、もう取り壊してマンションを建てるから出てってくれ、なんてことが結構あったみたいです。賃貸人にとっては晴天のへきれき状態でも、立ち退き料もなく、ただ出て行かされるーーーそんなことは日常茶飯事でした。全然大事にされていなかったんです。

賃貸人にはいろんな権利がある

売り手市場の時は、賃貸人は自分の希望に合うところをなんとか見つけて住み続けるだけでも結構たいへんだったから、立ち退きや住み替えの時は貸主や不動産会社のいいなりなことが多かったですよ。いいなりになるのが社会通念上、当然のこと、という雰囲気があって。自分だけそれに逆らう暇も気力もエネルギーも、たいていの人にはないですよ。でもちょっと調べれば、立ち退き費用のこと、敷金返還のことなど、賃貸人にはいろんな権利があったことがわかったんですよね。今は立場が逆転しつつあり、そうした権利も当たり前にすぐ耳に入るようになりました。

帯広の賃貸はたくさんの物件が見受けられます。まずは希望の価格を設定して探せば、予算の範囲内で理想的な物件が見つかります。